美容法

「美肌に見せる6つの条件」美肌レベルチェックと必要なお手入れ

「美肌になりたい!」と考える人は多くいますが、皆さんのなりたい美肌とはどんなお肌でしょうか?

美肌の定義や6つの条件をエステティシャン講師が、美容のプロ目線でお手入れ方法をご紹介します。

白い肌、ニキビのない肌、毛穴のない肌、潤いのある肌、シミやシワのない肌…なりたい条件がおおすぎますよね!

まずは美肌の6つの条件をみてみましょう。

「美肌に見せる6つの条件」

誰もが憧れる、若々しく健康的で好印象を与える美肌は、年代や肌タイプによって理想のイメージが変わります。

しかし、美肌に見せるためには年代や肌タイプに関係なく、6つの見た目の条件が備わっている必要があります。

美肌の6つの条件

  • シミ・ソバカス・色むらのない均一な肌色
  • しわ・たるみのない、ハリと弾力に満ちた肌
  • きめがふっくらして整っている肌
  • くすみがなく透明感あふれる肌
  • いきいきとした血色感のある肌
  • ざらつきのない、つるりとしたなめらかな肌

皆さんのお肌は、6つの条件それぞれがどのくらい満たされているでしょうか?

これらの6つの美肌条件を高いレベルで満たすことで、肌をより美しく見せることができます

また1つでも欠けると、その欠点が気になり気分が落ち込んだり、美しさが損なわれると感じてしまいます。

日々のお手入れは、これらの条件を意識して行いましょう。

「美肌度をチェックしよう!」

美肌とは何かをさらに深く理解するために「美肌レベルチェック」でご自身の美肌レベルを知りましょう!

自分の美肌レベルを知ったら、理想の美肌になるために、必要なお手入れを確認し実践しましょう。

美肌レベルチェック

次の項目の中から、ご自身のお肌の悩みにチェックを入れてください。

その個数から美肌レベルを5段階で確認しましょう。

□肌色に色むらがある □テカリやすい
□シミ・ソバカスがある □毛穴の黒ずみが気になる
□くまができる □ニキビができやすい
□乾燥している □肌にハリ・弾力がない
□くすんでいる □ほうれい線が目立つ
□肌がざらつく □目元に小ジワがある
□つやがない □ニキビ痕が残りやすい
□きめが乱れている □たるみが気になる
□敏感に傾きやすい □フェイスラインがぼんやりしている
□毛穴の開きが目立つ □むくんでいる

チェックの合計数はいくつでしょうか?

0個・・・・・・美肌レベル5(素晴らしい)

1〜5個・・・・美肌レベル4

6〜10個・・・美肌レベル3

11〜15個・・美肌レベル2

16〜20個・・美肌レベル1(お手入れが必要)

美肌レベルはいつくだったでしょうか?

お肌は、季節や体調・心の状態ですぐに変化していきます。

定期的に美肌レベルをセルフチェックしてみてください。

今のあなたに必要なお手入れ

美肌レベルチェックでチェックがついた項目から、美肌になるために今、必要なお手入れ方法を確認していきましょう。

これからの美肌ケアの参考にしていただきたいと思います。

肌色に色むらがある

・血行不良や色素沈着、赤みがあるので、保湿をしっかりとしてすこやかな角質細胞をはぐくむ。

・UVケア化粧品で紫外線の刺激から守る。

シミ・ソバカスがある

・UVケア化粧品で紫外線をカットし、メラニンの生成を抑え、排出を促す美白ケアをおこなう。

くまができる

・血行不良の青クマならマッサージやホットタオルなどで血行促進をおこなう。

・擦りすぎない。

・メラニンが原因の茶クマなら、保湿と美白ケアをおこなう。

乾燥している

・十分な保湿を心がけ、週に1回マッサージで巡りをよくする。

・美肌に必要な栄養を行き渡らせる。

くすんでいる

・たまった古い角質をやさしくオフして肌の新陳代謝を整えながら保湿する。

・マッサージで血行促進をする。

肌がざらつく

・たまった古い角質をおだやかに取り除く。

・しっかりと保湿をする。

つやがない

・しっかりと保湿をして肌をなめらかに整え、ハリ・弾力を与えるエイジングケアをおこなう。

きめが乱れている

・たまった古い角質をおだやかに取り除く。

・しっかりと水分をあたえて保湿をおこなう。

敏感に傾きやすい

・バリア機能が低下しているので、しっかりと保湿をして皮脂膜をつくる力を取り戻す。

毛穴の開きが目立つ

・収れん作用のある化粧品で肌を引き締める。

・うるおいを与えて毛穴まわりをふっくらさせる。

テカリやすい

・肌の水分と脂分のバランスを整える。

・過剰に分泌される皮脂の量をコントロール。

・収れん作用のある化粧品で肌を引き締める。

・皮脂を分泌する毛穴の開きをおさえる。

毛穴の黒ずみが気になる

・ディープクレンジングやピールオフタイプのパックで、毛穴に詰まった黒ずんだ酸化皮脂や古い角質をオフ。

・仕上げに、毛穴の皮脂が詰まらないように肌を収れん作用のある化粧品で引き締める。

ニキビができやすい

・ニキビが出来ていないときはバリア機能を高めるために保湿をする。

・ニキビが出来てしまっているときは、殺菌作用や消炎作用のある化粧品で清浄する。

・洗浄後保湿を行う。

肌にハリ・弾力がない

・保湿を心がける。

・コラーゲンや抗酸化成分が配合された化粧品でお手入れをおこなう。

ほうれい線が目立つ

・マッサージを取り入れる。

・リフトアップ効果のある化粧品でお手入れをおこなう。

目元に小じわがある

・保湿を中心に、リンクルケアをおこなう。

ニキビ痕が残りやすい

・ニキビができたら炎症をできるだけ早く抑え、炎症が治まったら美白ケアをする。

たるみが気になる

・リフトアップ効果のある化粧品をつかう。

・フェイスエクササイズを取り入れる。

フェイスラインがぼんやりしている

・マッサージを取り入れる。

・リフトアップ効果のある化粧品でお手入れをする。

むくんでいる

・ホットタオルやツボ押しで、血行促進する。

「まとめ」

手に入れた美肌は、スキンケアだけをしていても維持することは出来ません。

バランスのとれた食事・質の良い睡眠・適度な運動といった、健康的な生活習慣を継続することも、美肌にとってとても大切です

バランスの良い食事で、美肌を作る素材となる栄養素を体内に取り込む。

質の良い睡眠で成長ホルモンが十分に分泌され、ターンオーバーがスムーズに行われ美肌を維持する。

適度な運動で、リンパや血液の流れが促され、老廃物の排出がスムーズになり、美肌に必要な栄養が肌に届くようになる。

日々のスキンケア・食事・睡眠・運動、この4つが美肌の維持には欠かせない要素だということを覚えておいてくださいね!

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